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一人っ子は、内向的で永遠のはみ出し者というイメージがある。これは、私もある程度実感していた。周りにいる一人っ子たちは、だいたいがそういう感じだったからだ。
村上春樹の『国境の南、太陽の西』では、お互い一人っ子で内向的な男女(と言っても出会いは小学生だが)が宿命的に惹かれ合うという設定になっている。私(妹は五歳離れているのでかなり一人っ子的要素があると思っている)などは、この小説を読んで、「こういう一人っ子に向けた小説がジャンルがあるべきだ、なぜ今までなかったんだ?」と感じた。主人公がサラリーマンに馴染めず、こぎれいなジャズ・バーを開くという設定は、もちろん作者である村上春樹を連想させるが、まぁ兎に角、私は共感し、感動した。 しかし、たまたま「クーリエ・ジャパン」三月号を読んだら、「一人っ子が孤独でわがままで適応力がないという固定観念を証明する研究は存在しない」とのこと。テキサス大学で、教育心理学と社会学を教える--この組み合わせは日本にないな(こんなところにアメリカの大学の底力みたいな者を感じる)--トニ・ファルボは、数万人のデータを収集し、過去の研究を検証したが、一人っ子の協調性や性格などは、他の子供とそれほど変わりないらしい。
by evianetvian
| 2011-03-01 00:03
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