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非常勤で行っている某大学での、昨年の授業評価結果が最近届きました。
それによると、「新しい知識や技術を獲得できたか」の項目が4.5点(5点満点、全体平均は3.9)とのことで、まずまず目標を達成したと言ってよいでしょう(多分公表されていないのですが、常識的に推測して、これより上はあまりいないはずです)。 気になるのは、「予習・復習に積極的に取り組んだか」という項目で、2.3点(全体平均は3.4)でした。 一見、これは悪い評価のように見えます。常識的に言えば、学生たちをいかに勉強させるかに心砕くのが教師の役割と思われているからです。 しかし、多くの時間を予習・復習に割いて多くの「新しい知識や技術を獲得できる」のと、どっちがよいでしょう? 私自身の価値観は、効率よく勉強して、それ以外の時間を他の有意義なことに回した方が良い、というものです。したがって、今回の評価は、私の意図通りであって、基本的に満足しています。 単純計算しましょう。「新しい知識や技術を獲得できたか」の項目では、私の得点は、平均の約1.15倍にすぎません。しかし、「予習・復習」の項目は、平均の約0.67倍です。つまり言ってみれば、1.7倍効率よく「新しい知識や技術を獲得できた」計算になります。
by evianetvian
| 2011-05-11 15:12
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