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二十世紀、最高の文学とも言われるマルセル・プルーストの『失われた時を求めて』。あまりに長く、通読した人は、専門家でもない限りきわめて少数だろう。実は、私もその一人だ(今、文庫本の二巻目)。ただ、このプルースト『失われた時を求めて』に関して、何冊かの本を読んで、楽しむためのあたりをつけた。
・中村真一郎…「この小説は、日本の「源氏物語」に匹敵するものだ。内容的にも、貴族のサロンに主人公が出入りし(主人公は、どちらもサロンのやや周辺的な位置)、恋愛物語を語る点でも似ている。」(テレビで見たものなので不正確かもしれない) ・篠田一士…「一種の風俗小説であり、パロディーに相当する箇所も多い」(『二十世紀の十大小説』より) ・ハロルド・ブルーム…「この小説を理解するには、恋愛における嫉妬という感情を知らなければならない」(How to Read and Why) ・ルネ・ジラール…「人は自分の憧れる人物、もしくはライバルの欲する女性を欲する(「模倣欲望」)。」(『欲望の現象学』) 等々 色々あるな。 ただ、ごく普通に考えると、タイトルや結末(詳しくは書かないが)から推測して、中心テーマは、愛する女性を失い、彼女との日々を追想すると言うか、あの時ああすれば良かったのにと悔恨する小説なのでは?
by evianetvian
| 2005-12-12 07:45
| 読書
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