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以前から疑問に感じていたのだが、話題になっているきっこのブログというのは、誰が真面目に読んでいるのだろうか? 私が読んだ範囲で言うと、安倍政権誕生前に、「一般の世論調査は自民党のメディア操作によってできたもので、インターネット・アンケートが本当の民意を表している」という記事があった。確かに世論調査にはある程度の誤差がつきものだが、インターネット・アンケートの方は正確だという主張には笑ってしまった。こんな記事をまともに受けている人がどれぐらいいるのだろうか?
<補足> 1.自民党(というか政権与党)が生理的に嫌いっていう人がきっこブログのファンなのは、理解できなくもないので、それ以外に誰が読んでいるのかということです。 2.あとは、スキャンダリズムの観点からいえば面白いかもしれないですね。(この二つでも充分か?) 3.さらに真面目に言うと、 噂の方を(当人の話よりも)かえって信じてしまうという人間心理もきっこブログの人気を支えているのだろう。そして、ブログ・ジャーナリズムに過剰な期待を抱いている研究者たちなども、過大評価をしがちなのだろうと推測する。 <関連記事> [12月29日] 「きっこのブログ」の正体 書かなかった部分 [J-CASTニュース] 「きっこの日記」五年分すべてを通読してわかった。きっこの正体(きっこの日記検証1)
by evianetvian
| 2006-12-29 20:23
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