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美深に行くにあたって、ツレが『羊をめぐる冒険』(文庫版・上下)を読んでいました。それを端で見ていて、以前二回読んだにもかかわらず、ついつい自分も手にしてしまいました。
学生時代に、いわゆる青春三部作を読んで村上春樹にハマっていたのですが、今改めて読んでみて懐かしさがこみ上げてきます。 ところで、誰が「青春三部作」と名付けたのでしょう? 「青春三部作」と言えば、文学史的には、漱石の『三四郎』『それから』『門』ですが、きっと評論家がそれに擬えたということでしょうね。 兎に角、『羊をめぐる冒険』というのは、言ってみれば、富も権力も拒否して、純粋さの象徴であり主人公の分身でもある「鼠」が死ぬのですから、青春三部作」という呼称も妥当かと思います。因みに、私は『ノルウェーの森』が、時間的に言うと、三部作の前に、『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』が、三部作の後に来るものだと捉えて読んでいました。作者本人がどの程度意識してそれらを書いているか分かりませんが、三部作のファンから見れば、そういう読み方が一番感情移入できると思います。私にしてみると、この五作が村上春樹の代表作で、それ以降の長編(『ねじまき鳥』は読んでないけれど)は、なぜか思い入れがありません。
by evianetvian
| 2008-07-07 23:10
| 読書
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