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日本人の倫理観は、よく状況倫理的であるとか、さらには中根千枝なども指摘しているように(『タテ社会の人間関係』)「みんながやっていれば問題ない」という感覚であると言われてきた。が、今回のホリエモンの事件に際して、多くの人(知人を含む)があまりにもその通りなので、少なからぬショックを受けた。
たとえば、先週の「朝まで生テレビ」を少しだけ見たが、田原総一朗が「ホリエモンのどこが悪いのかよくわからない」という発言をしていた。彼は、長年企業の取材などもこなしてきたから、経済や経営について無知とは言えない。おそらく、倫理観の問題なのだろう。 確かに、状況倫理的なというか、「みんながやっていれば問題ない」という感覚は融通が利く(商売に有利だ)が、国際社会のプレーヤーとしてそれで善いかというと、かなり疑問だ。日本でも、自家中毒を起こしたような駄弁ばかりの「哲学」などを排して、本当に考える材料としての「倫理学」や「企業倫理」のような科目を大学などに設置すべきだと思う。 ところで、日本集団(組織)の中で、度々「自分は違うな」という違和感を感じるが、何割かは上で書いたことが一因なのだと思う。 <追記>東横インの不正改造問題、社長が会見で「悪いっちゃ悪いんでしょぅけど、そんなたいした問題じゃないでしょう」発言には空いた口が塞がらない。こちらは論外。
by evianetvian
| 2006-01-31 20:04
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