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先日、たまたま就寝前の読書時間に、坂本多加雄『スクリーンの中の戦争』(文春新書)を半分ぐらい読んだ。マーチン・スコセッシの「タクシー・ドライバー」についても書かれていて、After 9.11のアメリカのことを考えると、なかなか感慨深かった。
デニーロ演ずる、ベトナム戦争帰りと思しきタクシー・ドライバーは、単純明快で過度の正義感の持ち主で、ニューヨークの「悪」(売春など)を一掃すべきだと考えていてる。結果的に言うと、有力政治家の暗殺を企て(これは失敗)、売春の元締めたちを銃殺するのだが、ひょんなことから、彼は、売春少女(なんとジュディー・フォスターが演じている)を救ったヒーローとして崇められてしまう。 スコセッシがどんな目的で、これを監督したのかは知らないが、私には、このストーリーはアメリカの単純明快な正義感に対する皮肉に思える。
by evianetvian
| 2006-09-20 01:03
| 映画・テレビ
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